WEB活用の知識

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入力フォームを改善してお問い合わせ件数を増やす3つの方法

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ビジネスサイトで成果を出すためにはウェブサイトを見たユーザーが何らかのアクションを起こしてくれなければなりません。実店舗へ足を運んでくれることだったり、会社へ電話をかけてくれることだったりなど色々ありますが、ウェブサイトに設置するフォームも顧客との重要な接点のひとつです。

ウェブサイトのフォームのコンバージョン率は1%前後が一般的と言われています。
つまり、100人がサイトに訪れたとして、フォームの入力を完了して商品の購入やお問合わせの送信など何らかのアクションを起こす人はその中でたった一人いれば良い方なのです。

もちろん、業種などによってもコンバージョン率は大きく変わってきますし、どんなキーワードで集客できたかによっても違ってきますが、フォームの作り方によってもコンバージョン率に大きく影響を与えることになります。

入力を完了してもらうために大事なこと

フォームの入力を完了して送信してもらうために重要なことは、ユーザーに面倒に感じさせないことと迷わせないことです。

実店舗と違ってウェブサイトは他社への移動が物理的にも心理的にも容易にできてしまいます。

例えば、雑貨を買うために隣町の店舗へ足を運んだとして、近くに同じようなお店が無いのであればそのお店の中で気に入ったものを探そうとするでしょうし、お昼を食べに蕎麦屋へ入って席に通されたところでやっぱり違うものが食べたくなってしまったとしても、店員さんを目の前にして何も注文せずに出ていくのは少なからず気が引けるはずです。

インターネットの世界では、リアルとは違ってライバルサイトへの移動は一瞬でできますし、誰にも気を使う必要もありません。だからこそ、ウェブサイトの分かりやすさと簡単さというのは競合に打ち勝つためにはとても重要なことなのです。

ウェブサイトを閲覧するユーザーにとって最も手間がかかるところがフォームなので、分かりやすく簡単に入力できるようにしておくことはコンバージョン率アップのための重要なポイントとなります。

そこで、自社サイトにフォームを設置する上で抑えておくべき重要なポイントを3つご紹介します。

① 入力項目の数を最低限にする

入力項目が多いとユーザーは見ただけでうんざりしてしまいます。最近はモバイルでウェブサイトにアクセスする人も増えていますが、モバイルでの入力はPCでの入力よりも面倒なため、項目数を制限することは以前にも増して重要となっています。

WEB制作会社にフォームの設置を依頼する場合は、項目数が増えると制作費も上がることが多いので、項目数を増やし過ぎないという単純なことで、コンバージョン率を上げることができて制作費も抑えることができます。

お問い合わせフォームを設置する場合の必要最低限な項目としては、名前、連絡先、用件が分かれば良いでしょう。連絡先さえきちんと入力してもらえれば、その他の情報は後から聞くこともできます。

まずは入力を完了して送信してもらうということが大事なので、自社にとって必要最低限の項目は何かというのをきちんと考えましょう。

どうしても項目数を減らせない場合は段階的に

とは言え、会社の都合上どうしても減らせないといった場合もあるかと思いますが、そのような場合には「簡単そうに見せる」という方法があります。最初の画面では必要最低限の項目だけを見せ、次の画面でもう少し詳細な情報を入力してもらうというように段階的に情報を入力してもらうことで、最初の「面倒そうだからやめよう」という大きな壁を突破してもらう方法です。

目的の入力によって必要な項目を表示させる

また、ユーザーの目的によって表示する項目を変化させるという方法もあります。例えば、サービスに関するお問い合わせをしたいユーザーと、資料請求をしたいユーザーがいたとして、資料請求をしたいユーザーのみに住所を聞ければ良いという場合があります。

このような場合には、最初の項目でユーザーの目的が「お問い合わせ」なのか「資料請求」なのかを選んでもらい、資料請求を選んだユーザーのみに住所の入力欄を表示させます。

② フォームの入力支援機能を備える

面倒な入力を可能な限り助けてくれる親切なウェブサイトは好感が持てます。よく使われている機能としては郵便番号を入力しただけで住所を自動で入力してくれるものです。

こういった機能面での強化はプログラムを使う必要があるために追加費用がかかることがありますが、コンバージョン率アップのためには有効な手段です。

入力支援機能には下記のようなものがあります。

郵便番号から住所を自動入力

7桁の数字を入力するだけで住所の大半を自動的に入力してくれるありがたい機能。郵便番号を入力した後に専用のボタンを押して住所欄に入力されるものもありますが、郵便番号の入力が終わった段階で自動的に入力されるものの方がより親切です。

数字の全角・半角でエラーを出さない

フォームで入力してもらったデータを自社で管理しやすいようにするために、電話番号などは半角で入力してもらいたいということもあると思います。しかし、入力し終わった後にエラーが出て再度入力するのは二度手間になってしまいます。それ以前に、全角・半角がよく分からない人にとっては送信したくてもできない状況になってしまいます。

これを解決する手段としては、全角で入力したとしてもプログラム上で自動的に半角に変換して送信する方法などがあります。

入力した時点でリアルタイムにエラーを表示する

フォームのプログラムによっては入力完了後に「送信」ボタンを押して次の画面でエラーを表示するものもありますが、入力画面に戻ってエラーの箇所を探して入力しなおす必要があります。それよりも各項目ごとに入力した時点でリアルタイムにエラーを出してもらった方が親切です。

③ 余計な選択肢を与えない

フォームページは入力を完了してもらうことが目的なので、余計な情報はできるだけ見せないようにします。バナーやリンクなどはできるだけ表示しないようにして、入力中に他のページに気が散らないようにするのが良いでしょう。

ただし、フォームページが他のページとあまりにも違う体裁になってしまっては、違うサイトに飛ばされたのではと不安になることもあるのでグローバルメニューなどは外さずにデザインは統一させた方が良いでしょう。

デザインの変更が大きくなってしまう場合には費用がかかることになりますが、バナーを非表示にする程度であれば、費用がかかることなくやってくれる制作会社は多いと思います。

フォーム設置時の各カスタマイズについて

上記の施策は使用するフォームプログラムによっては実現できない場合もあります。すでにフォームを設置してある場合にカスタマイズ可能かの参考にしてください。また、レジスタ(当社)にフォーム設置を依頼される場合に通常のフォーム設置費用の他に追加費用が必要かを記載してあります。

カスタマイズ内容 使用するプログラムによる可否 追加費用
入力項目の制限 プログラムは関係ない 無し
項目の段階的な表示 プログラムによる 必要
入力による項目の表示 プログラムに関係なく可※1 必要
郵便番号から住所自動入力 プログラムによる※2 無し
数字の全角・半角変換 プログラムによる 無し
リアルタイムエラー表示 プログラムによる 無し
余計なリンクを表示しない プログラムは関係ない 無し※3
※1
プログラムによってはカスタマイズできない場合もあります。
※2
プログラムに機能が搭載されていない場合でもカスタマイズすることは可能ですが、カスタマイズ費用がかかります。
※3
デザインフォーマットに変更が必要な場合は費用がかかります。