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札幌のホームページ制作費の相場と料金の違いによるクオリティ

ホームページ制作費用の相場というのは制作を依頼する側のクライアントにとってはなかなか分かりづらいこともあり、見積もりを見て想像以上に高いと感じてしまう人もいますが、WEBにあまり詳しくないクライアントの場合はそれが妥当なのかという判断も難しいところです。

そこで、制作会社が必要とする最低限の金額からホームページ制作費の相場はいったいどのくらいのものなのかを見ていきたいと思います。

全国平均のホームページ制作費の相場

札幌のホームページ制作費の相場の前に、まずは全国平均の相場がどの程度のものなのかを見ていきます。

人件費から計算する制作費の相場

転職サイトDODAによると、Webデザイナーの平均年収は340万円。これをひと月あたりに換算すると28万円弱となります。制作会社はWebデザイナーに支払う給与の他に非生産部門のコスト、会社経費等のために、直接人件費の3倍ほどの金額が必要というのが通例となっています。

つまり、Webデザイナー1人がまるまる一ヶ月かけて作ったホームページの費用は約80万円が相場ということになります。

もう少し具体的な制作費の相場

WEB制作業界の専門誌であるWeb Designingでは、架空の美容室からのホームページ制作依頼で見積もりはいくらになるかをWEB制作会社にアンケートを取っています。

この例の制作条件など詳しくはGoogleブックスで紙面のプレビューで見ることができますが、希望条件等から判断するとスタッフブログやギャラリーなどにWordPressを導入することになると思われ、ページ数や機能面から言っても一般的な中小企業のウェブサイトをしっかり作った場合とだいたい同じようなボリュームになると考えられます。

このアンケートでは、見積額の平均は64万円という結果になっており、制作期間は1ヶ月程度ということなので他のホームページの更新なども並行しながら作業すると考えれば先程のWebデザイナーの年収から算出した金額もおおよそ妥当なものと言えるでしょう。

札幌のホームページ制作費の相場

厚生労働省が発表している都道府県別の平均給与比率を見ると北海道は全国平均より12%ほど低い金額となるので、先程の人件費から制作費を算出する計算に単純に当てはめるとするならWebデザイナー1人がまるまる一ヶ月かけて作ったホームページの料金は約70万円。Web Designingのアンケートでの架空の美容室の例で言うと56万円あたりが相場という計算になります。

以上が計算上の平均的な相場ということになるのですが、ここから制作会社各社は制作スピードを上げたりコストを削減することによって料金を下げたり、技術力やデザイン力を上げることによって差別化を図るなどして努力しているわけです。

このようなサービスや制作物のクオリティの違いを制作会社のホームページから読み取ったり、コンタクトを取って話を聞くことによって、自社のホームページを作るにあたって必要なサービスを持っている制作会社はどこかということを判断することになります。

ある程度の基準が分かれば、なぜこの会社は安くできるのか、なぜこの会社は高いのかということも判断がつきやすくなるでしょう。

ちなみに2016年現在、弊社では相場から見ても数割ほど安い値段で仕事を受けていますが、それは現在私ひとりで制作していること、掲載できる制作実績を増やしたいためにあえて安くしていることなどの理由があります。制作実績を増やして会社は大きくしていきたいと考えていますので、今後は段階的に値段を上げていくつもりでいます。

格安ホームページとはどのようなものか

制作会社の中には上記の相場と大きくかけ離れた金額で、格安でホームページを作りますと謳っているところもあり、10万円程度、またはそれ以下で制作してくれるという会社もあります。

先程の計算から考えると、10万円でホームページを作るには制作会社は20時間程度で完成させる必要があります。20時間という限られた時間の中では、クライアントごとに要望を聞いている時間はなく、要望を聞いたとしてもそこからオーダーメイドで作っている余裕はありません。

つまりは決められた型(テンプレート)にクライアントから提出してもらった文章や写真を流し込んでいくことになります。完成したものは、いわゆる名刺代わりのホームページということになり、多くの場合は会社名くらいでしか検索されないものになります。

できることとしては、サービス紹介ページで差別化を図ってユーザーに見てもらえるようなページを作ることだと思いますが、制作会社からはどんなページを作るべきかというアドバイスももらえないでしょうし、アクセスを集めれるだけの情報量を掲載できないのが現実だと思います。

もう一つ、格安ホームページ制作を依頼する前の注意点として、このようなサービスで作成したホームページは成長性が乏しいものになりやすいということがあります。

このような低価格帯のサービスではWordPressなどのクライアント側でコンテンツを追加できるようなシステム(CMS)の導入は厳しいために、ホームページ公開後に情報を追加していくことが難しくなります。

WEBで集客するためには情報量というのがとても大切になってくるのですが、情報の追加が難しく、そもそもが低価格なので元々の作成可能なページ数が少ないということもあり、サイトに必要な役割をもったページ(集客ページ・興味育成ページ)を充分に用意することができません。

  • 集客ページ・興味育成ページについてはこちらのページに詳しく書いてあります。

公開後にやはりコンテンツを追加したいと思っても、型にはめたホームページのために変更ができない、できたとしてもカスタマイズに必要な金額が大きくなってしまうこともあり、結局は一から作り直さなければならないといった状況になることもあります。

ここまで格安ホームページのデメリットばかりをあげてしまいましたが、このようなビジネスが成立しているということはそういった需要も多いということは確かなので、とにかく低価格で作りたいというクライアントにとってはとてもありがたいサービスだと思います。

大事なのは自社のビジネスにとってWEBがどのように必要なのかを考え、格安サービスのデメリットを理解した上で判断することです。

ホームページの制作費を下げるためにできること

格安サービスではそれ以上値段を下げることは難しいと思いますが、通常のWEB制作ではある程度下げれる可能性はあります。

それはクライアントが自分でもできる作業を負担するなどして、制作会社がホームページの制作にかける時間を減らしてあげることです。

「人件費から計算する制作費の相場」に書いたことからも分かるように、そのホームページにかかる人件費、つまりWebデザイナーがホームページ制作のために必要とする拘束時間を少なくすることで料金を下げることが可能となる場合があるということです。

すべての制作会社で対応してくれるとは限りませんが、ただむやみに料金の値下げを要求するのではなく、負担を軽減することで料金を下げてもらうという考えです。

もちろん、デザインやコーディングなど専門的な部分は制作会社が作業することになるのでそれ以外の部分でということになるのですが、ちょっと長くなりましたので詳しくはまた別の機会に書きたいと思います。