WEB活用の知識

KNOWLEDGE

ホームページの新規立ち上げやリニューアル時に参考になる情報、
集客に役立つサイト運営の方法など企業のウェブ担当者様向けの情報をお届けします。

1ページに掲載する情報量はターゲットの視点から考える

ページ分けの方法

情報量の多いページを新しく作る場合、ページを分けて掲載するべきか1ページにまとめるべきかで悩むことは多いと思います。

制作会社にページ制作を依頼すると、1ページの制作料金は情報量の多さによって変わってくる場合がほとんどですが、1ページで情報を掲載する場合に比べて、ページを分けて掲載する場合には新たにページ作成のコストがかかってしまうため、同じ情報量のものでも合計した料金は少し高くなってしまいます。

そういった理由もあって、ページ数を減らすために1ページに多くの情報を詰め込んでほしいというお客さんは結構いらっしゃいます。

決してそれがダメだということではなく、そのページを見てほしいターゲットであるユーザーの視点から考えられているかということが重要なのです。

良いWEBページとはどのようなものか

ページ分けを考える前に、WEBにおいて良いページというのはどんなページなのかを考えてみたいと思います。

ユーザーはそれぞれ悩みを解決したいなどの目的があって検索をするので、その目的を達成できる情報を提供しているページが良いページということになります。

訪れたページが自分の目的を達成できないものであれば、ユーザーは検索画面に戻って他のページを見に行きます。逆に多くの人の悩みを解決しているページであれば、検索エンジンに徐々に評価されて検索結果の上位に表示されるようになっていきます。

つまり1ページ内に掲載している情報量が膨大だとしても、ユーザーの悩みを解決するためにはそれくらいの情報量が必要ということであればそれでも良いのです。

情報量の多い少ないでページ分けを考えるのではなく、ユーザーの視点から見て満足できるページになっているかというのが重要なのです。

ターゲットに見つけてもらえるWEBページにする

それではユーザーを満足させるには情報量が多ければ多いほど良いのではないかと思われる人もいるかと思いますが、もうひとつ前の段階のユーザーの視点で考えてみたいと思います。

ユーザーは様々な目的があって検索をすることは先程も言いましたが、同じ商品、同じサービスであってもそれを求めている人は様々です。

例えば自社で機能X、機能Yを搭載した商品Aを開発し、ホームページに載せることになったとします。機能X、機能Yはそれぞれ特徴のある機能で、多くの人の悩みを解決できるものです。

この商品Aを1ページで作成する場合、検索エンジンの検索結果一覧に表示されるタイトルの文字数には制限があるためにページのタイトルにはあまり多くを盛り込めません。必然的にメインとなる機能を全面に出したタイトルとなり、「○○を解決できる機能Xを持った商品A」みたいなタイトルになります。

ここでライバル会社が自社と同じような機能Yを持った商品Bを発売したとします。この商品には機能Xは無く、機能Yも自社より劣るものです。ライバル会社は当然機能Yを全面に押し出したタイトルを付けてくるので「機能Yで△△を解決!商品B」のようなタイトルを付けてきます。

機能Yで解決可能な悩みを持っているユーザーは「△△」で検索してくる人が多く、検索結果には下記のように表示されます。

ユーザーはタイトルを見て自分の探している情報があるかどうかを判断するので、商品Aのページ内に機能Yの情報も豊富に書いてあったとしても、多くのユーザーは商品Bのページを見に行くことになります。

それ以前に、このようなページの作り方では「△△」で検索したときの検索結果で上位表示させることも難しくなってしまいます。

機能Yを求めているユーザーも商品Aのターゲットであるにもかかわらず、多くの機会を逃してしまっていることになります。

ページ分けはターゲットによって決めるのが理想

このように、ページ分けを考える際にはターゲットからの視点が重要となってきます。

機能Xのターゲットも機能Yのターゲットも重要なのであれば、それぞれ別のページで作成するべきなのです。

機能Yで解決できる悩みがひとつとは限りません。「△△」の他に「□□」も解決できるのであればもうひとつページを作ることでさらに多くのユーザーを獲得できるチャンスができるわけです。

そう考えると、どんな商品・サービスでも意外と多くのターゲットがあって、たくさんページを作らなければならないので膨大な費用がかかってしまう。そう思われる方もいらっしゃると思いますが、こういった様々なタイプのターゲットを集客するページを作るのにWordPressなどのCMSを活用するべきなのです。

すべてのターゲットに見てほしい基本的な機能(サービス)のページは制作会社に依頼してきれいに作ってもらい、WordPressはお客様の声や事例などの掲載に使うことで、様々な問題解決の例を提示して似たような問題・悩みを持っているユーザーを呼び込むことができます。

あまり見てもらえないようなニュース配信にWordPressを使うよりも、かなり効果的な使い方だと言えます。

成果の出るホームページ作りは、まずは自社のターゲットをしっかりと捉えてどのような悩みを持っているのかを深く知ることから始まります。そうすることで、どのようなページ構成にしてどのような機能を使って集客すれば良いかが見えるようになってきます。